ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

予定と実践:「本当のこと」を描く能力


正直な子供は
大人の顔色を窺い嘘をつける子供より
大人から嫌われやすいという


「嘘をつくのはやめなさい」


都合の悪い「本当のこと」を言われると
こう言うことはないだろうか?


人類の頭の中には
理想や夢も詰まっている


この理想や夢も入り交じって
「本当のこと」ができているらしい


だから
人それぞれに「本当のこと」が違っているようだ


そして
それぞれが
それぞれの「本当のこと」を実践しているから
それぞれの夢や理想が実現したりする


頭の中の「本当のこと」と
頭の外にある「本当のこと」が同じになったら
何もしないでもよい状態になり
進歩はないし
それどころか
生命活動も停止しかねない


何もしないと死んでしまうから
頭の外の「本当のこと」と
頭の中の「本当のこと」に差があって
この差を埋めようと努力するから
生命が成り立っているようなところがある


「成長しようとしなければ
 現状維持もできない」のも
この辺の事情があるからなのだろう


いろんなところに
いろんな「本当のこと」があって
それが交じり合っているから
動き回り
喜んだり悲しんだりすることができているのだろう


たくさんの道しるべが
「本当のこと」を描いている


命が描く「本当のこと」に
きちんと寄りそう能力がなければ
「嘘おっしゃい」と
命から叱られることになる


私は
命を親とする
子供であり続けるより仕方がない


命である親の描く「本当のこと」に寄り添っって
嘘をつき続けるのも
生きてゆく大切な能力だ

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