ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

生命と反応:半盲目の科学主義???


生命は自然の中で生きている


人間は
自然の中ではなく
街の中に棲んでいる


動物は巣を作り
その中で暮らしている


穴を掘ったり
木の葉を集めたり
枯れ枝を集め巣を作る


街は大きな巣なのだろう


いろいろなものを運んできては
街を便利にしてゆく


そして
いらないものを
街から追い出し
自然の中に捨てる


自然の中で生きている生命は
このいらないものを押し付けられる


自然は
街という人間が作り出す局在の外部なのだ


その外部で
このいらないものに生命が反応する


このいらない者たちを
生命たちが
浄化してくれるほど
自然が豊かであれば
なんてことはないだろう


しかし
浄化できないということになると
街という局在が拡張できなくなる


むしろ縮小を迫られることになる


いらないもの捨て場所がなくるからである


便秘のような状態は
健康的ではない


病気の入り口だ


科学の還元主義は
循環という全体を無視して
街の中の整備や改善にまい進する


局在の中で
局在の外を眺めない


わがままな子供の様な生き物が人間ということなのだろう


全体への目を背け
興味の対象を呑み見つめながら
全てが進行している
そんな半盲目が科学主義の神髄でよいのだろうか?


不備は後から
災難となって追いかけてくるのも仕方がない

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