ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

言葉と意識:記憶が感性に影響して循環を制御する


「雨」は
嫌なものであり
ありがたく嬉しいものである


愉しみにしていた遠足の日の雨は
哀しく
嫌なものであるが
日照り続きの後の雨は
恵みの雨である


時間も長いものであり
短いものである


この時間の長い短いは
2点の時間の長さを表現するのであるが
意識は「今」という時間しか体感できないので
記憶の中で時間の長さを感じるしかない


だから時間の長さは経験するものでなく
感じるもの
嬉しいや
哀しいといった感情と同じ感性によるものである


記憶が感性に働きかけて
感情を湧き上がらせるのである


楽しい遠足が雨でずぶぬれになり
哀しい思い出に変わった記憶や
運動会が雨で中止になった思い出が
雨を哀しいものにさせたり
日照り続きで農作物が枯れてしまったり
水がなくなり不便な思いをした記憶が
雨を嬉しいものにしたりする


こうして記憶が感性に影響することで
経験が感情に働きかけ
より良い実践に導いてくれている


餌をもらえる時間に
金魚や猫が
私に喜んで近づいてくるのも
こうした
記憶が感性に働きかけてきた成果なのだろう


人間も猫も金魚も
嬉しいことをたくさん経験するように
感性が働いて
生きているように仕組まれているのだろう


嬉しいことを喜ぶように作られているということである


上手くいった経験を
嬉しいこととして喜ぶように作られているということである


循環して
また同じことがすることが出来ることを
上手くいくこととして
積み重ねてきた成果である


地球に感情があるのなら
また太陽の周りを舞われたことを
嬉しく思うに違いない


地球の公転は偶然なのだろうが
生命の循環は
感情などにより能動的に循環が制御されたものである

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