ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

被排除者は月の裏側に


社会秩序は
適合しないものを排除して成立する


自然に適合しないものは
自然淘汰されるようなもので
社会淘汰が働き
社会秩序が進化してゆくということだろう


だから
社会は
社会に適合したもののための存在であり
適合しないものにとっては
淘汰圧を仕掛けてくる敵であるということになる


多くの野生生物にとって
人間社会が敵になる所以でもあろう


ドン・キホーテのような淘汰圧なら
笑っていられるけれど
リバイアサンが淘汰圧をかけてきたら
「さあ大変、、、」ということになる


人間の技術力が低い時代には
野生生物たちも
人間社会の右往左往を
高みの見物をしていられたろう


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メモ


社会秩序は
争いをもたらす宿命にある


それをいかに覆い隠し保守的平穏に導くのか
人智の挑戦が続いてゆく


社会が用意するセーフティーネットも
そんな努力の賜物だ
しかし完ぺきなものはない
分布の正規曲線のすそ野を網羅するのは
セーフティーネットではなく
インターネットなのであろう


いじめやDV、ハラスメント
さまざまな不適合者への淘汰圧が
小さな社会の大きな権力により実践される
このような被害者が
被排除者となって
インターネットの波にのりどこか流れてゆく
どこへ流れるのか?
誰がどのように心配すればよいのか
困難な時代になった


インターネットの世界は
すぐお隣に別の世界を共存させる


すぐ隣に狂人がいるかもしれないのだ


地球から見えることのない
地球の裏側に
狂気が追いやられていた
そんな狂気が
インターネットに乗り
地球に同期できるようになったのだ


ピンクフロイドのアルバム
”Dark side of the Moon” 邦名「狂気」
1973年発売
もう半世紀近くたつ
、、、今でも時に思い出し
   いろいろ教えてくれる
久しぶりにゆっくり聞いてみた

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