惚れた弱みが社会秩序をもたらす
惚れた弱み
惚れると
無条件の愛が待っている
この無条件の愛が
無条件の服従をもたらすと
惚れた者の弱みとなる
*
惚れられた強みを
どれほど活用してよいものだろう
強みを使えば使うほど
便利には違いない
しかし
使えば使うほどに
すり減るのも強みである
惚れ薬の効き目を持続するのは
それはそれで
たいそう厄介な苦労もあるのだろう
*
支持率
覇権
忖度
さまざまな
服従の指標がある
愛は
男女の間のみにあるわけではなく
1対1の人間関係のみにあるわけでもない
神様仏様世間様
様々な愛と服従が
社会の形を変えてゆく
社会の秩序を維持してる
愛は
社会の宝になる
すり減らぬよう
うまく維持してもらいたい愛がある