ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

能動的反応:喜びと悲しみと世間様


雨が降って
ついてないと思うこともあれば
ラッキーと思うこともある


何事が起きても
誰かが喜び
別の誰かが不満を持つ


その中で喜びと悲しみの相場が動いている


この相場の中で
誰もが最良の結果を待ち望むのだけれど
何処かしこ足りないところが現れる


雨が降った時と同じように
誰かが何かをすると
「素晴らしい」という賛美もあれば
「何をやっているんだ」という批判もされる


「素晴らしい」ばかりを集めれば
それは素晴らしいものになり
「何をやっているんだ」ばかりを集めれば
それは蔑まれるものとなる


人間を生きていると
いろんな声を聴きくことになる


耳がついていて
言葉を聞いてしまうようにできているのだから
聞くかずにはいられない


人の振りを見て
人の声を聴いて
自分の振りをして
自分の言葉を発する


こういったことを
うまくやらなければ
世間様に蔑まれてしまうのだから必死に考えて
みんなにあわせる


みんなにあわせられないと
置いてけぼりだ


置いてけぼりが嫌だから
自分を曲げてまで
みんなに合わせ
自分が汲々とするからいやになってしまう



今朝は曇り空だ
雨が降ってくるかもしれない


雨が降ってきたら
喜ぼうか
悲しもうか、、、と今日の予定を考えてみる


実際に雨が降って来た時
私は今日の予定どうりに
喜ぶだろうか
悲しむだろうか


私はこれらの感情を自分一人で支配するだろうか?
それとも
私ではない誰かが私の感情を支配するだろか?

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