ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

再現競争:異常の察知によるシステム再現


車を運転は
運転席に座り
ハンドルを握り
アクセルやブレーキを操作することで
実現できる


しかし
車を動かすことは
車を運転するだけでは事足りない


燃料を入れなければならないし
エンジンも整備されていなければ
車は動かない


「アクセルを踏めば
 車が進む」
この原因と結果の間には
星の数ほどの技術が躍動している


この技術がすべて機能する状態で
初めて
「アクセルを踏めば
 車が進む」
というシステムが機能する


「右手を上げようと思えば
 右手が上がる」


このような
意識と身体の関係も
星の数ほどの技術に裏打ちされている


して考えるに
意識などというものは
車の運転のように
全体の動きの中で
ほんの一部を担っている現象にすぎない
ということになるのだろう


しかし
車を守るためには
車の適切な運転が欠かせないように
意識があるからこそ
体がうまく機能している


体の不調を感じ取るのも
意識の大切な役割だ


エンジンルームのほうから
変な音が聞こえたり
煙が上がったら
車を運転するどころではなくなる


笛吹けど踊らぬでは
意識はピエロに成り下がる

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