正義は攻撃の道具だ

銃口と共にある正義もあり
財力と共にある正義もあり
知力と共にある正義もあり
愛と共にある正義もある

どの正義も
予定を支配しようと
あの手この手を絡めながら
攻撃する

暑ければ
冷やすことを正義とし
寒ければ
温めることを正義としながら
命をつなぐ生命のように
正義が危機に瀕すると
その外部からの圧力に抗するように
あの手この手を絡め
正義を守る

銃口と協調し
財力と協調し
知力と協調し
愛と協調しながら
正義は
現在に適応してゆく

適応しなければ
実践されないのだ

適応は
予定を実践に移す必要条件だ

逆に言えば
現在に適応していない予定は
淘汰される

正義も予定世界に生きる存在である限り
現在に適応しなければ
淘汰されてゆく

モディ首相が
「今は戦争の時期ではない」といった

こんな外部環境がどんどん育成されれば
戦争の予定も淘汰されてゆき
休眠状態になり
外部環境が変わるのを待ち続けることになるのだろう

休戦状態であっても
戦争という言葉は
戦争を予定し続けている

正義があり
それが強力となり
その正義に抗う正義がまた強靭化し続けるならば
どこかでぶつかり
互いに弱体化するより仕方がない

平和は
正義の弱体化を
互いに推し進めた小康状態だ

国家間でも
家庭内の個人間でも