迎合は組織化をもたらし
離反は組織からの排除をもたらす

迎合と離反が繰り返され
自然は遷移し続ける

この遷移の中で
迎合の系譜が進化を描いている

迎合が積み重なり
機能と機能が調和し
細胞内小器官が調和して細胞が機能し
細胞と細胞が調和して臓器が機能し
臓器と臓器が調和して器官が機能し
器官と機関が調和して身体が機能し
身体と身体が調和して個体郡が機能する

進化した存在は
調和の集積であり
迎合の集積だ

だからなのだろう
知らず知らずに
迎合に向かい感情が高ぶる

そして
迎合しない粗野な自然から離反しながら
進化してきた立脚を維持し続ける

迎合の系譜が進化の歴史だ

この系譜と相容れぬ系譜は
粗野で
野蛮な自然だ

自然は
迎合と離反を繰り返し遷移する

その中で
迎合の系譜が進化を描く