ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

内臓のブログ記事

内臓(ムラゴンブログ全体)
  • 孤独なコギトが芳醇な夢を見る

    我思う故に我在り、という 「思う」ことで存在する「我」を コギトというのだが このコギトは 「思う」ことで現れるので 「伝える」ことでは現れてはくれないらしい 「我」は 物の名前やその使い方と違って 「伝えられ」て記憶しているのではなく 「思う」対象に先んじて存在している ここに コギトの孤独があ... 続きをみる

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  • トリプルワールド89

    交感神経が優位な時と 副交感神経が優位な時があるように 本能が優位の時もあれば 理性が優位の時もある 意識が優位な時もあれば 内臓が優位な時もある たとえば お腹がすいていない時は 内臓のことなどほったらかしの意識も お腹がすいてくればそうはいかない 頭の中は食べることでいっぱいになってゆくし 便... 続きをみる

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  • 意識の袋の内側を推し量る

    意識は袋の様相を呈している 意識的に動かすことができる体の部位をつなげてゆくと 袋ができる だから 意識は袋の様相を呈している 皮膚や筋肉や目や耳や鼻ら口が 神経と連なって一連の袋ができている その内側に 無意識があって 無意識のさらに内側に内臓が鎮座している 意識の袋の外側には 皮膚や舌が知覚す... 続きをみる

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  • 言葉の通じぬ闇の中でうごめく内臓

    内臓という生き物は 赤ちゃんのようだ 言葉はしゃべらないが 泣いて 大人たちを指図する そんな赤ちゃんのようだ お腹がすけば グーグー鳴り 調子が悪いと 痛くなる 機嫌が良いと 静かに寝ていてくれる その間に こちらのやりたいことや やらなければならないことを さっさとやっつける 内臓が騒ぎ出した... 続きをみる

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  • 内臓の配下にある理性

    自分の命の終わりを 自分で決められないのは 人間の理性なんてものが 巨大な生命という権力の構造の中で まだまだ ひよっこだから仕方がないだろう つらいことがあり 食欲が減退しても たいがい またお腹が減り食欲が復活する いくら高尚で美しいことを考えていても 尿意や便意が始まると 「どこのトイレにい... 続きをみる

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