前提と結論:共同体が崇める鉢植えの花
結論は前提を希求する 原因が結果を導くだけなら 生命はいらない 生命は 結果を導く前提を希求しつづける そしてその前提が結果を導いている しかも 植物は「枯れる」という結果をもとめるのではなく 「枯れない」という結果を求めるのであるから 鉢植えの花には せっせと水を与えなければならない なぜ枯れて... 続きをみる
砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。
結論は前提を希求する 原因が結果を導くだけなら 生命はいらない 生命は 結果を導く前提を希求しつづける そしてその前提が結果を導いている しかも 植物は「枯れる」という結果をもとめるのではなく 「枯れない」という結果を求めるのであるから 鉢植えの花には せっせと水を与えなければならない なぜ枯れて... 続きをみる
車を走らせるには ガソリンが必要である ガソリンを買うには お金が必要である お金をもらうには 働かなければならない 働くためには 言葉を覚えなければならない このように どんどんと 結果を得るための前提をさかのぼることが出来る 結果を得る結論を得るために 様々な前提に行きつき これをこなす実践能... 続きをみる
「生きる」という結論を維持すべく 生命は 「生きる」を導く前提を愚直に繰り返す 人間も 与えられた感覚と 与えられて運動能力を駆使して 「生きる」という結論を導き続けている こうした 結論に縛られた努力は 自由の効かない 閉ざされた制約の中にある こうした制約から自由になろうと 人間は さまざまな... 続きをみる
具象の私と 抽象の私には差異がある この差異に 喜んだり 自己嫌悪に陥ったりする 私は 具象の私と抽象の私を 見比べているのである * 出来ないと思っていたことが出来るようになると 自分の壁を一つ越えたことになる 抽象の私を 具象の私が超えたのである 逆に 「こうすべきである」という抽象的私がいる... 続きをみる
種から芽が出て葉が開き やがて花を咲かせて実をつける 計画されている生活環に従い 植物が成長と繁殖を繰り返す 茎は 葉ではなく 根は 花ではない しかし皆 同じ植物である 茎は 茎として 計画された生活環に従い活動し 花は 花として 計画された生活環に従い活動し それぞれ べつの実践を遂行している... 続きをみる
谷川の水は 崖や岩に誘導されながら流れ コンクリートの護岸で囲まれた川の水は 流れる場所を規制され 誘導されながら流れている どちらの水も 同じ低い方へ流れるという性質に従い 流れているけれど 谷川の水は自由に流れているように感じ コンクリート護岸の川の水は 義務に従い流れているように感じる 人が... 続きをみる
オタマジャクシは カエルになるように コミットされている オタマジャクシとしての実在でありながら その内部に カエルとしての実存を隠し持っているのである そして その実存を 成長の過程で開花させてゆくのである 同じように やさしさをいつも持っていても そのやさしさを現実にさらけ出すのは 限られた場... 続きをみる
意志は義務をもたらす だから 義務を捨て自由になるには 意志をなくせばよい 灌漑用水路が整備されていなければならないのは 水が枯渇する場所に わざわざ水を供給しようとする意志があるからであり 水を供給しようとしなければ 用水路は放っておけばよく わざわざ修理したり整備したりする必要も義務もない 感... 続きをみる
植物の葉緑体は 光のエネルギーを補足して 水を酸素と水素に分解する 水は 別段 分解されたくもなかったろうに 運悪く 植物に吸収され 葉緑体まで運搬され 無理やり 分解されてしまうのである 葉緑体に運ばれた水に 自由はないのである 葉緑体に光が働き 光合成の機械仕掛けが動き出すと 酸素と水素に分解... 続きをみる
強くすぐれた存在の一部であることに 喜びを覚える そのように人間はできているらしく オリンピックで自国の選手が活躍すると嬉しいし ひいきのスポーツチームが勝つと益々 そのチームを応援したくなる 応援することで 一体感が生まれ 選手とそれを取り巻く応援団が 一つの存在として恒常を描いてゆく こうした... 続きをみる
火力発電所では 電気を発生させるという目的の下に 火が燃え盛り 水が蒸発し タービンが回り 磁石が回る これらの現象は それぞれ個別に実践されることもあるが バラバラに実践されている状態では 火で電気を発生させることはない 目的のある現象は 他の現象と連帯しながら存在している ここにおいて 目的が... 続きをみる
言葉とその対象は 同じものとして扱われる 同じものとして扱われなければ 言葉は その対象ではなくなり 根無し草となり 恣意性を取り戻し 意味をなさなくなる この「同じものでなければならない」という義務において 言葉は意味を成し 会話が成立している 意識ひとつ太陽を得て暖かし 「太陽」という言葉は ... 続きをみる
シュミレーターには 大きく2つの機能がある 現実を写し取る機能 と 未来を予測する機能だ この2つの機能は 車の両輪のような関係にあり 現実をより詳細に写し取れば より現実的な未来予測が可能になる より現実的な未来予想を求めるには より詳細に現実を写し取らなければならない 現実模写も 未来予想も ... 続きをみる
義務で結びつけられた物質が塊りとなって 私の右手を形成している 粘土で形作られた右手の彫刻とは 結び付ける義務の質的違いがある 粘土には結合するという性質があり これが彫刻を維持する役割を担っている このような粘土を かき集めて 彫刻は塊りとなっている 彫刻は粘土だけからできているが 右手は多様な... 続きをみる
聞きなれたCDを聞いていると 実際に演奏が始まる前に 次の曲が頭の中を流れ始める 音楽ばかりではなくて 同じようなことは 数字でも起こっている 数を数える時 「1」と数えた時には 既に「2」が頭のどこかにあり 「2」を数えた時には 「3」がどこかで待ち構えているに違いない 子供のころに暗記した九九... 続きをみる
言葉を聞くと 自動的に その意味を頭の中に思い描いてしまう 意味が 言葉を発した人ばかりではなく 言葉を聞いた人にも発生するようにできているから 会話が成り立つ 同じ言葉を聞くと 同じ意味を思い描くという能動的反応が 自動的に起きるように頭の中にうまく仕組まれているから 会話が成立しているというこ... 続きをみる