紙の上に〇を描く その〇の上を辿りながら もう一つ〇を描く そのまた上に もう一つ〇を描く これで 3つの〇を描いたのだけれど 紙の上には 一つの〇しか存在しない この分だと 同じように あと100回〇を描いても 〇は一つのままだろう でもどうだろう 描いた〇が次第次第に消えてゆくとしたならば 〇... 続きをみる
遷移のブログ記事
遷移(ムラゴンブログ全体)-
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プラトンが イデアを説明するのに 洞窟の中の松明のたとえ話をしたという 洞窟の比喩と呼ばれるその例え話は 概略 我々は洞窟の中で 松明の灯に照らされたものの その影を見ているけれど 照らされているそのものを 見ているわけではない ということのようだ プラトンにしてみれば 通常見聞きしているものは ... 続きをみる
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順調なプロジェクトは 計画どおりに実践が行われ 計画の目的に沿った成果が表れている この成果により 計画の正当性が明らかになり この計画が賛美されることになる このような 時間の流れの中で 計画が維持されている 実践やその成果が 時間の中で 沸き上がり消滅しているのに対し プロジェクトの中で 計画... 続きをみる
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不均一が世界に充満し 平衡状態を保ちつつ遷移している 不均一なる存在が 互いに制御し合いながら 平衡状態を維持している その制御が崩れると 別の平衡状態へと移行する 不均一な平衡状態が 世界に 社会に充満している この平衡状態を崩す原因は 不均一の危うさにあるのだから 不均一がある限り 遷移は止ま... 続きをみる
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