対応世界:未来への無謀な投げかけ
夢を描き
それを実現しようと努力すると
現実が改変されてゆく
そして
その改変された現実を
夢が取り込み
さらなる夢に反映してゆく
現実に阻まれ
夢が委縮することもあるだろうし
夢が実現し
もっと大きな夢を描くことがある
夢と現実が
キャッチボールをしながら
時を超えてゆく
法と現実も
キャッチボールをしながら
時を超えてゆく
夢と法も
キャッチボールを繰り返している
受取られるボールもあれば
受け取られずに後ろにそらされるボールもある
投げられたボールは必ず受け取られるとは限らない
そんなへたくそなで無謀な繰り返しの中から
対応関係が熟成してきた
投げかけなければ始まらない
受け取らなければ始まらない
そんな対応関係を
未来へと投げかけ続けなければ
受け取るものが
何もなくなってしまう未来が訪れてしまうのだろう