ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

同調圧力:意識や鏡が描く虚像


言葉は外来の存在だ


覚えるという行為は
本能のように沸き上がるのではなく
外から取り入れるからだ


そうはいっても
本能も外来の存在と言えるかもしれない


意識の外から意識の中に急に湧き上がってくるからだ


意識を広く考えると
意識は地球全てに広がり
意識を狭く考えれば
自身の手足も意識外の存在となる


意識しうるものはすべて意識であるようにも思え
意識しうるものでも意識していなければ意識外の存在と思える


このように
意識は
この境界の曖昧さがあって
様々な同調圧力を感じ取ることができている


言葉を取り込むということは言葉が意識になることであり
本能が湧き上がることは本能が意識になることであり
見ることは見たものを意識にすることであり
手足を動かすことは手足を意識にすることでもある


意識は
言葉でもあり
本能でもあり
景色でもあり
身体でもある


鏡は
鏡に映る景色である


鏡に映った景色と
鏡の前にある左右対称の2つの景色には
ひとつ大きな違いがある


鏡が動くと素早く動く景色と
鏡が動いても動じない景色の違いである


意識の中の世界は
鏡に映った景色のように
何時でも動き回っている虚像の様だ

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