ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

クオリアのモニタリング技術について


昆虫も
人間も
神経の基本設計は同じであるらしい


だから
人間の神経を
一本一本モニターできるニューロインターフェイスができれば
それを昆虫にも応用できることになるだろう
まず
人間の視神経をモニターして
そのモニター画面が
知覚している景色と一致するように調整し
そのうえで
昆虫の視神経の活動をモニターすれば
昆虫の見ている景色を可視化できるのかもしれない


蓼食う虫も好き好きとよく言われる
昆虫に応用する前に
人により
同じ景色を見ているのか
ちゃんと確かめておかなくてはならないだろう


そんなニューロインターフェイスが開発できれば
怒りや幸せ感といったクオリアもモニターに映し出すことも
可能となるかもしれない


そうなれば
認識哲学の問題も
次々と唯物論的な解説ができるようになるかもしれない


iPS細胞の分化能の制御が進歩してゆけば
コンピューターチップにも
反応する細胞ができるかもしれない


そんなニューロインターフェイスとなりうる細胞が出現したら
私たちの主観も
スマホの画面に映し出され
客観的に共有できる日が来るかもしれない


人間には技術開発をして
人間を変えてゆく力がある


中世のように
変えてゆかない力もある

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