ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

宗教のブログ記事

宗教(ムラゴンブログ全体)
  • 局在と遷移:不完全な独我たちの遷移

    半透膜で仕切られた内側で 細胞が規定された反応を巡回させているように 不完全な隔壁で守られた内側で それぞれの独我論がそれぞれの規定を巡回させている この巡回は 隔壁の不完全性において 外部とわずかに交流し この交流により 独我論は遷移する 「こうあるべきである  しかし  世の中はそうなっていな... 続きをみる

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  • 恒常的状態:忍耐が維持するもの

    大雨が降ると 運動会は中止になる 大雨の中でも運動はできるだろうが 身体を鍛えることと 悪条件を乗り越える忍耐は別物だ 大雨のように 忍耐が必要な時期には 忍耐を最優先し 華やかな運動会は後回しだ 無理をして 忍耐の上に忍耐を重ねて 運動会を開催することは 疲労の上に疲労を重ねながら 我慢して車を... 続きをみる

  • 虚飾の宴

    恋は妄想だから 逢えない時間が 恋を育ててくれる 同じように 神様や仏様に逢えないから 信心を育ててくれている 離れていると あばたもえくぼとして思い出せたりするのだけれど じっくり観察すればするほどに あばたはあばたになってしまう やはり 恋を育てるためには 逢わない方が良い けれど 恋は 逢い... 続きをみる

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  • 哲学の本質

    哲学の本質は 欲望と自然とのせめぎ合いにある 人文科学は 主体としての欲望と 客体としての人間(他者、集団)とのせめぎ合いであり 自然科学は 人間の欲望と 人間以外の存在(他の生物、非生命物質)とのせめぎ合いである このようなせめぎ合いは 時間と空間の中で営まれる限りにおいて 時間と空間において語... 続きをみる

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  • コロナが運んできた課題

    徒党を組み 人は強くなる そして 徒党の中に潜り込み 弱くても とても強くなった気になろうとする 徒党を組み 人間様を謳歌している最中に コロナウイルスがやって来た 不意を突かれ 徒党を組んだ人間様が まだまだ まごまごしている まごまごしている人間様が 弱く見えてくる 徒党が弱弱しく思えてくる ... 続きをみる

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  • アリストテレスの鍋で言葉を温める

    言葉に導かれ 何処へ行くのだろう 大昔 全ての道はローマに通じていた そこに人々が集い 言葉が集い 言葉の中に 人があふれていた 今もそうだ 人々を集める言葉が拡がり 人々が集う だからだろう 人ごみの中で 言葉を欲し ひとり立ち尽くす時 孤独が行き過ぎる 言葉をぐつぐつ温める 大きな鍋が必要だ ... 続きをみる

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  • 理性の塊の兄弟分としての宗教と科学

    生きることは 反応の連続だ 見たものに反応し 聞いたものに反応し 触れたものに反応する 匂いにも 体の中か発せられる痛みにも 反応する どこからともなく湧き上がる情動にも反応する 理性的な解釈を介しながらも 湧き上がる本能に反応する 理性的解釈自体も反応だ 思考をめぐらす時 言葉が次の言葉を紡いで... 続きをみる

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