トリプルワールド32
世界を
内部と外部に分けて思考することがよくある
身体の内側と外側
国の外と中
臓器の内側と外側
地縁血縁の内と外
共役関係が密の部分が世界の内側で
共役関係が疎である場合は世界の外部と認識される
密な共役関係が創造されることにより
現象が循環し
世界が成立するので
世界の内側の共役関係はとても濃厚だ
主観世界と客観世界の境界も
共役関係が希薄なっている
現実と夢も同様だ
このような
共役関係の濃淡が世界を多数化してゆく
共役関係が濃い部分で
循環が盛んになり
その周辺共役関係の希薄な部分が形成される
世界が区画化され多数化してゆくということだ
セテウスの船も
共役関係の成立により存在している世界であるから
共役関係が多数化すれば
複数存在することになる
共益的関係が強ければ
より強い世界を創り上げ
共益的関係が拡がれば
より広い世界が出来上がる