システムは
未来において
予定された結果を出すためにしつらえられた
原因の集合体だ

だから
システムに不備があるかどうかは
最終的には
未来において判断されることになる

車や飛行機でも
定期的に点検され
システムに不備のないことが確認されるが
見逃された不備が
未来において機能不全を露呈することがある

金融機関でも
システム障害が現れたりする

コンピューターのソフトウェアは
何度となく点検されても
バグが消えず
そのバグがシステム障害を起こしてしまうことがある

システムの点検整備は
未来のために行う現在の実践だ

このような実践が
過去の再生を未来において実現する原動力になっている

生命の進化の原動力も
結果を出せれるかで判断される結果論と考えられている

様々な命が
未来に向けて原因をしつらえる活動している

今生きるための活動ではない
未来を生き残るための活動だ

命は
未来に向けた原因の集合体だ

だから
結論が見えない道を歩み続ける

見えたつもりになっても
再び無明な未来にさらされることになる

いつまでも安泰な明日にはたどり着けない

それが未来を予定した運命の宿命だ

逆に言えば
未来がどうなってもよければ
自由が広がる