万が一の災害に備え
非常食などを確保するなど
未来に備えながら
日々を送っている

災害のような非常事態だけでなく
明日の日常を維持するためにも
未来に備えて活動している

このような日常の備えの例として
食事を挙げることができる

食事をとるということは
今の食欲に従うことでもあるけれど
明日の活動エネルギーを摂取することだ

息苦しくなると
一生懸命に呼吸をすることも
ちょっと先の未来のための備えと
解釈することもできる

このように
動物は
湧き上がる欲望に従い
未来に備えるという目的を実践している

危険を察知し逃げるのも
未来を生きるための手段であり
未来への備えである

巻き込まれたら
未来に支障をきたす危険を回避することは
未来にとって字重要な使命である

熱っぽくてもっともっと容態が悪くなりそうなので
早く帰ってゆっくり休むのも
未来への備えだ

総じて
動物は
未来に振り回されながら生きている

渡り鳥や
アフリカの牛カモシカなど
必要に応じて
季節を眺めながら大移動を繰り返し
明日を備え続けながら
命を紡いでいる

言葉は
仮想空間に未来を描くことができる

人間も
自然が導く未来に振り回されながら
命を紡いでいる
それに加えて
言葉が描く未来に振り回されながら
生きる性を背負っている

言葉が人類を支配する起源は
未来への備えにあるのだろう