小さな卵から
小さの子が生まれ
育ち
親になり
小さな卵に命を授ける

植物も
動物も
この繰り返しの中に存在している

卵と
小さな子との相関関係

小さな子と親の相関関係

親と小さな卵の相関関係

様々な相関関係が連なり
命の力が循環している

このように
現象と現象の相関関係を維持してゆく力が
生命力だ

相関関係が途切れると
生命力も途切れてしまう

相関関係を維持するためには
自身の生命力のほか
環境条件に恵まれる必要がある

この恵まれるか
恵まれないかの基準は
相関関係させている生命現象で決している

相関関係は
細胞内で
細胞間で
体内に設定されており
ゆるやかな形で対外とも形成されている

この緩やかな相関関係が適応の賜物だ

体の奥底から体外につながる相関関係が連帯して
生命現象の循環を存続させている

私は様々な循環の中にいる

様々な循環が重なり合って
私の姿が維持されている

同じ場所を占有する淀みのようでありながら腐敗しないのは
同じ場所で激しく循環し
よどまずに高みを維持しているからのだろう

生きている限り
次にやるべきことが待っている

これに従い
動くより仕方がない