ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

生命力:無秩序から秩序へ向かう自由


文字には
文字の世界の広さがあり深さがある


これを探求する学問が
文学だろう


数字には
数字の世界の広さがあり深さがある


これを探求する学問が
数学だ


広さは組み合わせの自由であり
深さは
数字や文字にとどまらない意味の創出と考えると
数字にも文字にも
無秩序から秩序に向かう深さがあり
無秩序から秩序に向かう模索の過程に
組み合わせの自由が躍動していると考えられる


そう考えると
自由と無秩序の違いは
自由には秩序への意志があり
無秩序にはこれが欠如しているということになる


命にも
広さと深さがあり
進化は
自由を躍動させ新たな秩序を生み出し続ける過程である


カンブリア紀以前のエディアカラ生物群が
今の世に生を受けても
到底生き延びることはできないだろう


栄養の摂取能力も
外敵からの防御能力も
現存生物に比べようもないほど脆弱だから
現存していないのだろう


生命が秩序に縛られるだけでなく
自由を求めるのは
新たな秩序を創出する自由が
進化を推し進め
それが生存に有利に働くからだろう


文学も
数学も
生命も
今以上の深さを求め
自由を彷徨う運命にあるようだ


自由の果てに
人間を凌駕する生き物が出現するのだろう

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