ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

局在と遷移:拒絶という適応が障壁を維持する


環境へ適応するという事は
不都合な環境を避けることでも成立する


冬の寒さや乾燥から胚を守る植物の種の皮も
そうした適応の産物だ


外敵から城を守る城壁やお堀も
そんな不都合を避けるための適応的構造物だ


好きなものを招き入れ
嫌いなものを拒絶する


好き嫌いは
とても適応的だ


客観的な不都合な事象を嫌い
客観的に坪うのより事象を好むようにできていることは
行動と適応の関係を結ぶとても合理的な現象だ


こうした適応的な感情に逆らうことは
進化への反逆という事もできるだろう


だから
好きなことを我慢して
嫌いなことをしなければならいとなると
辛いという感情がわいてくる


それでも
その方が理性的に見てより適応的ならば
我慢を押してやり遂げることになる


それが理性的な生き方なのだろう


理性的な生き方に辛さを感じる背景には
進化の歴史が培った好き嫌いの感情があるからだ


理性が
新しい進化の道を開拓しようとしているのかもしれない


しかし
その道はまだ未整備であるらしく
辛さがつきまとう


この辛さこそが
永遠への道を切り開くのかもしれない


永遠への道のりは神が導いてくれている


タコにはタコの神が
蠅蚊には蠅蚊の神が
人には人の神が
それぞれの進化を導いてくれている


それぞれの神は
より大きな神の部分なのかもしれないが
それぞれの神は
それぞれのしもべに
それぞれの幸せと辛さ
それぞれの好き嫌いを与えながら
それぞれを導いているのだろう


理性を好きな人間は
大好きな理性に
そんな導きの神の影を感じたりすることができるのだろう


理性の神と
感情の神は
きっと同じ神の一部でもありながら
異なる神として感じられるのだ


だから
それぞれの神を
それを感じるものが別の神として
好きや嫌いで
隔離したり受け入れたりしている


別の神を拒絶することで
それぞれの神は
それぞれにより適応的に進化できるのだから
神々を区別することは
とても大事な進化の過程であるのだから仕方がない

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