ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

思考と実体:実体淘汰による思考の洗練


太陽が
仮に
巨大なブラックホールだとしたら
光の進む向きは
逆転し
太陽から外側に向かうのではなく
太陽に向けて進むことになる


黒い太陽にむけて
光が進むことになるから
朝日が昇るとだんだん暗くなり
日が沈むとだんだん明るくなる


その明るさを
今の太陽のように一点からやってくるのではなく
太陽と逆側の天空一面からやってくることになる


だから
見えていない太陽の方向に影ができる


などと考えてみたけれど
光を吸収するほどのブラックホールが近くに在れば
地球なんぞはすぐに飲み込まれてしまうだろう


一酸化炭素があり
二酸化炭素はあるけれど
三酸化炭素はないらしい
四酸化炭素もないのだろう


思考は
実体よりも多様な可能性を指し示すことが出来る


それが時に夢になり
それが不正解や過ちの元となる


実体の許容する範囲に思考がとどまるのは
実体が思考を制する局面である


この局面により
思考は実体に淘汰選択されることになる


思考に対し実体が淘汰圧をかけているのである


こうして思考は洗練され
実体と同調する思考が生き残る


思考は生き物であり
実体は環境のようにふるまうところがあるようだ


自然により生命が洗練されてゆくように
実体により思考も洗練され進化を繰り返す

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