ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

組織と個人:「好き」「嫌い」「善」「悪」


「好き」「嫌い」で判断する時と
「善」「悪」で判断する時がある


「好き」を選べとうれしくて
「嫌い」を選ぶと辛くなる


「善」を選べば善良な人になり
「悪」を選ぶと下劣な人になる


「好きで善」なら幸せになり
「好きで悪」ならわがままになる


「嫌いで善」なら偽善となり
「嫌いで悪」なら悪のしもべである


         好き
          I
   しあわせ   I   わがまま
                       I
善  ー-------+--------- 悪
          I
    偽 善   I   悪のしもべ
          I
         嫌い


「好き」「嫌い」は個人に任されるが
「善」「悪」は社会や組織で醸成される


これは
「好き」「嫌い」は個人が生きるために働き
「善」「悪」は社会や組織が生き延びるために働くからに相違ない


これだから
うまく機能している社会や組織は
幸せ者と偽善者から成り立ち
敵対する社会や組織には
わがままな人や悪のしもべが満ちているという事になる


社会性が高まると
個人の「好き」「嫌い」より「善」「悪」が優先され
相対的に
偽善や悪のしもべが増えてゆき
逆に
社会性が低下すると
「善」「悪」より「好き」「嫌い」が優位となり
相対的に
しあわせ者やわがままな者が増えてゆく


状況により
同じ人間でも
「好き」「嫌い」「善」「悪」の
どれをどんな割合で織り交ぜているか違っている


どんな尺度で

自分が何をしようとしているのか?
時に
立ち止まって考えられたらありがたい

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