ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

社会の存在価値が自己家畜化を促す


個体間の生存競争では
生きる力が試される


社会の間の競争では
個体の生き易さを提供する能力が試される


ここで言いたい競争は
短期的な競争ではなく
持続的かつ総合的な競争だ


一瞬の瞬発力の競争は
生存競争ではないからだ


夏に生きる能力に長けていても
冬を乗り切る能力がない生き物は
四季のある土地に定着し難いのだ


夏に不足するものを提供できる社会
冬に不足するものを提供できる社会は
ありがたい社会だ


家畜にとって
牧場は
社会のような存在だ


自己家畜化現象という言葉がある


人間は自らの群れを飼育する環境を整え
自分たちを家畜として飼いならしている


このような現象を
自己家畜化現象という


自己ペット化現象というのもあるらしい


ペットのように扱われ
生きてゆく


それはそれで
楽しかろう


でも
なにか足りない


探検家が賞賛され
たゆまぬ努力により
世間から賞賛を得る人々がいる


このような人々への憧れは
家畜やペットのままで良しとしない心が
疼いてしまうからなのだろう


野生への回帰


家畜も
ともすれば野生化する


人間が家畜化したのではなく
動物が人間化した姿が家畜であるのだから
元に戻ることも可能ということなのだろう


人間は野生化できるのだろうか?


わたしは野生化できる素養を持っているのだろうか?
できれば
発揮したくない能力である


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メモ


一見活気のある職場は
トラブル続きの効率の悪い職場であることがあるという


トラブルがありそれを解決するために
熱く活動するのだから
自然に声も大きくなり
動きも早くなり
活気に満ち溢れる


トラブルが落ち着けば
熱心に活動したあおりで
活動量は極端に落ちる
ただ
困難を共に協力して乗り切った実績から
連帯感が熟成される


戦場のような職場だ


効率の良い職場は
淡々と
やるべき仕事をこなし
大声を出したり
動き回り
無駄にエネルギーを消費しない


牧場で淡々と草を食む
のどかな風景に似た静けさがある


戦場のような場所を好む人もいる
牧場のような場所を好む人もいる


上手く棲み分けたいものである



ありがとうございます

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