ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

 動的秩序は規則的反応の調和的集合体。ルアーは反応をもたらす物質の最適化の象徴。情報の流れの中で規則と調和が繰り返えされる。

反芻を欲する本能


一日の中で
何回「わたし」という言葉を
頭の中で反芻するだろうか?


牛が食べ物を反芻する動物と定義されるならば
人間は「わたし」を反芻する動物だ


その「わたし」が反芻されるたびに
「私の立場」も関連付けられ
それに関連するかのように
「あなた」や「わたしたち」も
それぞれの状況に従い想起される
このような早期の中で
牛に反芻される食べ物が
反芻のたびに咀嚼されるように
反芻される「わたし」も
反芻のたびに咀嚼されているのだろう


高原の牧場で反芻している牛もいれば
狭い牛舎の中で反芻している牛もいる
それぞれの牛は食べ物を反芻しながら
自分の置かれた境遇も反芻しているのだろうか?
そして
それぞれの「わたし」をも反芻しているのだろうか?


いつもと違う境遇に置かれたら
人間も牛も戸惑うだろう


地震で地面が揺れたら
びっくりだ
びっくりしながら
新しくて古い「わたし」を咀嚼するのだろう


ーーーー
メモ


「わたし」を反芻しながら
わたしらしさを維持しようと懸命に頑張っている


地球には
このような意識がないらしく
何十億年単位かわからない長い時間のレベルで
徐々に崩壊し
今のままでのとおりでいようとはしていないようだ


地震や噴火がその証だ


すり傷や捻挫があれば
人間は手当てをして元に戻そうと努力するけれど
地球は揺れたら揺れっぱなし
噴火したら噴火しっぱなしだ
そのしりぬぐいをするのは
住んでいる生き物だ


元に戻そうとするのは
物質ではなく
命であるらしい


反芻は
元に戻ろうとする復元力の象徴かもしれない


大いなる意味があろうとなかろうと
同じことを
繰り返していたいのだ


欲望が維持している秩序があるということだろう



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