覆い隠された真実は
判決の根拠にならない

表現形質に影響しない変異は
淘汰選択の対象とならない

理性に覆い隠された本能は
機能していない

これらを混ぜ合わせると
理性の働きが強いと
本能は理性に覆い隠され
淘汰選択の対象でなくなる
結果として
本能は
異常なほどに弱くなっていたり
異常なほどに強くなっていたりしていても
存続してゆくことになる

危うさを内側に隠し
何事もなく進んでゆくのだ

隠された真実が多くなるほどに
異常な現象が
社会に広く隠されながら蔓延してゆき
タガが外れると
一気に大きく乱れることになる

覆い隠された表面の内側で
潜在的な多様性が育まれてゆく
都合の良い多様性ばかりではなく
既存秩序にとって
都合の悪い事象も育ってゆくことになるのだから
覆い隠してばかりでは
現状の秩序を維持しがたい危機を
迎えることにもなりかねない

無礼講は
それを暴き出す祝宴だ

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メモ

無表情な人が
空恐ろしく感じることがある

嵐の前の静けさ

表面が穏やかなほどに
その裏腹の何かを想像してしまう

隠された裏側で
静かに
確実に
何かが進行している

その進行が
大事なことであればあるほど
慎重に隠されているのだろう
・・・いたたまれない

そう思うと
時には
隠されたことを暴きあい
「雨降って地固まる」
といきたいものだ

＊

理性的なきれいな表面を取り繕ってばかりでは
疲れてしまう

時に怠けてくつろいで羽を伸ばしてみたくなる
何も
社会から隔離された空間でしか
羽を伸ばせないという訳ではあるまい
時には
正々堂々と羽を伸ばしてみてはいかがだろうか？
新たなつながりを創る機会にはなるのだろう
ただ
良かれ
悪しかれなので
注意は必要だ

無礼講の行き過ぎた無礼になりかねない