ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

思考は他者を志向する


自作自演の時空を楽しむことがある


人に見られたくないようなことを
言ったり
やったり
考えたりすることもある


自作自演の空間での出来事だ


ああしたい
こうしたい
ああなりたい
さまざまな思いが
頭の中をうごめいている
そんな事たちが
外に漏れたら大変だ


ひとりごとを
誰かに聞かれた時の気恥ずかしさは
思い出しても赤面することがある


他者と調整していない
予定調和世界を
ひとりで描いているのだ


逆に言えば
現実という調和世界のありようは
皆で決めなければならないらしい


自分一人で決めようとすると
どこか頓珍漢で
うまくいかない


しかし
自作自演の世界は確かにあり
他者との調和世界も
この頓珍漢な世界を土台として
できているから
矛盾をはらみながら
世界が維持されてゆくのだろう


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メモ


ああしたい
こうしたい
ああなりたい


そんな思いと並行して


ああしなければならない
こうしなければならない
ああならなければならない


そんな思いたちも活躍している


さらには
ああしたくない
こうしたくない
ああなりたくない


こんな思いたちも共演する


どんな思いを掬い取り
他者と共有する調和世界に投げかけるのか?
そんな思考が繰り返される


自己実現と
社会調和
そのはざまを
様々な思いが駆け巡る


「他者がある故に思考あり」
そんな世界も
思考の主要な一面だ

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