ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

現実を調整する基準としてのイデア


彫刻や絵画の世界には
沢山の美男美女が彩っている


イデアは
このような
非の打ちどころがないような存在
        、、、のようだ


現実はそんな理想とは違い
わたしのような
彫刻や絵画になっても
様にならないようなものからできている


このような現実と
イデアが描く理想の間で
人は苦しむ


目標があって
現実があって
その間に努力があるという構図だ


このような構図の中にあって
現実を見ないイデアや
イデアのない現実が
調和を乱す基となる


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メモ


土地の境界は
国の管理する公図に図示されている


現実的に所有されている
土地の境界は必ずしも
公図に図示されている通りではない


公図に誤りがあった場合には
公図を直すことになり
現実的に運用されている境界が間違っている場合には
この運用を見直すことになる


人のやることは
行き当たりばったりで
境界の運用も時々で変わってゆく


いい例が道路だ


車のない時代につくられた人が歩く道は
細くて車が通りない
だから
そんな道を
車の時代にどんどん広げてきた
この結果
公図の示す道幅よりも広い道路が
全国津々浦々に存在する


川の流れも
公図通りには
なかなか収まらない


記録や思考的なイデアは
不変を装うけれど
現実は動きを止めない
だからこそ
不変を装った基準があり
そこへ戻ろうと努力して
秩序を維持するようにできているらしい


人は
記録やイデアに従うようにできている


いずれ
AIが基準や規格を示してくれるようになるのだろう


AIはとてもイデアな存在だ

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