ある日 イタチがタヌキになった そのタヌキは しばらくタヌキとして生きていたのだが ある日 再びイタチに戻った こんなことをこのイタチタヌキは繰り返していた この繰り返しには周期があるようで 春に イタチはタヌキとなり 秋に タヌキはイタチになるのであった だから 夏にはイタチはいないのであったが... 続きをみる
創造のブログ記事
創造(ムラゴンブログ全体)-
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銃口を向けられると恐怖する この恐怖心がなければ 随分と楽に死ねるのだろう 怒鳴られても 叱られても どんなに苦しい作業を強いられても 辛さを感じなければ 恨めしさも生まれてこない 私はもっと素晴らしい状態で もっともっと幸せに生きてゆかなければならない そいうふうに生きてゆくべき存在だ ・・・こ... 続きをみる
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腕立て伏せを反復する 同じ時間内に 10回できることもあれば 5回しかできないこともある 物質の数はあまり変えることはできないけれど 運動という存在は その頻度を変えることができる 物質を新しく生むことは難しいが 運動という存在は その都度、新しく生むものだから その頻度をかなり自由に変えることが... 続きをみる
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自由は 大きく二つに分けられる 破壊の自由と 創造の自由だ 前例踏襲を止める自由と 前例を新たに創造する自由ということもできる 自由というのは 実現するとなると大変で たとえば タバコやお酒を止めるという自由は なかなか実現できない タバコやお酒ではなくても 踏襲されている前例というものには それ... 続きをみる
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無為自然を 極端に解釈すると 生命力のない 純粋物理学的な世界になる そこには 肉体も 感情も 思考も存在しないはずである しかし デカルトは 思考が存在し続けていると 思考実験の前提を覆し 無為自然の中に思考をポツリと描き出した 思考ばかりではない 生きているということは 無為自然に さまざまな... 続きをみる
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時節という存在があるらしい 雨の時と 晴れの時があり たいがい その間に曇りの時がある 曖昧にゆったり遷移する時間の流れに 本当は節はない それに節を設けることにより 時節が創造される この時節は その切り替えを機に 行動を変えるために創造されたのだろう 仕事をやめる時間 休憩に入る時間 さまざま... 続きをみる
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