ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

帰納法のブログ記事

帰納法(ムラゴンブログ全体)
  • 生命と反応:験担ぎという帰納法

    目的は 未来を見据えている 目的を認識するには そうすることにより どうなるかを予想することを伴うということだ 「待ちぼうけ」の農夫は 株につまずき転んだウサギをとらえた成功体験を 「またあるはず」と待ち続けた この逸話は 帰納法は必ずしも正解ではないことを 実にうまく表している 同じように 同じ... 続きをみる

  • 制御と制約:帰納法の変遷と非独立性

    ここの天気を主体とすると あそこの天気は外部となる 中部地方の天気を主体とすると 九州地方の天気は外部であり 台風が発生する南の海はもっと外部に位置する その南の海で発生した台風が やがて 個々の天気を巻き込み 荒天をもたらす 主体は 外部により制御されている この制御に抗うためには ここを外部か... 続きをみる

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  • 言葉の魔力

    原始 現実に起こっていいることを 繋ぎ止めながら言葉が発達した そして 言葉が 現実に起こることを支配するように成長してきた 原始 帰納法的に観察される事象は 言葉の影響を受けていなかったが 言葉が人間を支配できるようになり 言葉が 帰納法的に観察できる事象を コントロールするようになってきた 人... 続きをみる

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  • 現象に係る思考四態

    現象は 時間と密接に関係している 時間の経過とともに 現象が進行し軌跡を描く したがって 現象にかかわる思考には 時間の経過との関係で語らなければならない そこで 思考と時間の関係から 思考を4つに分類してみる 1 過去から現在に向かう正順の思考 2 現在から未来に向かう正順の思考 3 現在から過... 続きをみる

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  • 選別の客体としての主体

    人が人を選別してゆくことがある 恋愛や婚姻はその最たるものだ 同じように 経済が人を選別してゆくことがある 時流に乗った職業もあれば はやらない職業もある はたまた同じように ウイルスが人を選別してゆくことがある 同じウイルスに罹患しても 重症化する人と なんともない人もいる 免疫細胞は 自己を認... 続きをみる

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  • 少年よ大志を抱け

    見たことのない風景が 無限に広がっている きっと そのなかにも 見たことのある風景が 紛れ込んでいるだろう その紛れ込んだ 見たことのあるような風景に向かって 帰納法的思考が志向する 帰納法的世界の安泰 この安泰の中で 好奇心は「また同じ景色か」と ため息を漏らすことになる そこで 日常を離れてみ... 続きをみる

  • 帰納法的蓋然性が存続する体系にて

    種の破滅を繰り返しながら 生命は生き延びてきた 失敗を繰り返しながら 成功を迎えてきた 何時だって 手探りだ 確実に生き延びる保証は どこにもない 万が一にも生き延びるチャンスがあるならば 億の個体を用意すれば 神様は その役割りを果たせることになる うまくいったことを書き留め 下手だったことは捨... 続きをみる

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