ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

風のブログ記事

風(ムラゴンブログ全体)
  • 記憶と実践:全てを語りえる世界は存在しない

    全てを語るという事は 何も語らないという事である なぜなら 何かを語ろうとするとき 立場が顕われるからである 全ては 全ての立場でなければならず 特定の立場が顕われた時 それは全てではなくなるからである だから 全てはただ在るだけである ただ在り 「あーだ」「こーだ」と言われても ただ在るのである... 続きをみる

  • 思考と実体:消えてゆく「しあわせ」

    次から次へと 消えてゆく「しあわせ」を追いながら 老いて来た 老いても なお 「しあわせ」になりたいと 祈りをささげる 消えてゆく「しあわせ」とともに 人生はあるものらしい あったのか なかったのか よくわからなくなってゆく「しあわせ」 きっと 人生も あったのか なかったのか よくわからくなって... 続きをみる

  • 局在と遷移:一瞬を永続させる力を請う命たち

    風立ちぬ 風も生きているのだろう 無風になるまでのひと時を 生きて 生きて 生き延びる風 風が 風を呼ぶと 風は そのひと時を伸ばし伸ばし 生き延びてゆく 風が 風を呼ぶ力が強まれば 風は 力強く生き延び 風が 風を呼ぶ力が弱まれば 風は 衰退し やがて息絶える 命が 命を呼ぶ反応を 連鎖させてゆ... 続きをみる

  • 普遍的現象:オーガスタ12番par3を渦巻く風

    風が吹き 土ぼこりを舞い上げたりする そんな風に 目を覆いたくなる時もあるだが 風は 閉塞された部屋のなかのどんよりとした空気を 一掃してくれるたりもする 閉ざされた空間は 閉ざされた心に似ている 閉ざされた中で繰り返される日常が永続し 普遍的現象として姿を現し始めると その普遍性に辟易としてくる... 続きをみる

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  • 恒常的状態:泣き笑い

    幼い子供は 思うようにいかないことがあると 素直に泣いて 思うようになると 素直に笑う 言葉はしゃべれなくても 泣いて 笑って 周囲の人々に 心を伝えている 人間は 心を伝え合い 争ったり 仲良くなったりする 言葉を覚えると 言葉で 気持ちを伝え合い 争ったり 仲良くなったりする 人間関係という状... 続きをみる

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  • 能動的反応:共進化の風の中

    南風は 南から北へと流れる 単独で存在していれば 南風は 南から北へと流れ続けるのだけれど 木やビルがあれば そこにぶつかり 風は向きを変える このように 運動という存在は 他の存在により影響を受ける 木やビルといった 動かない存在により影響を受けれるばかりではなく 南風は 北風とぶつかるとその風... 続きをみる

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  • 能動的反応:状況と感情の円環的循環

    どんなに 忙しくてうまくいかずに辛くても 何処かで その状況を楽しむ余裕がなければ 忙しさや辛さに飲み込まれ溺れてしまう 飲み込まれても 忙しいまま 辛いまま いつまでも時をやりすごすなら それはそれでよいのだけれど その状況から抜け出すために その状況を楽しむ余裕を持ちたい 同じ苦しい状況でも ... 続きをみる

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  • 風に舞う凧の不自由

    伸び続ける人は 自分の誤りに気づき続ける人 自分の歪みを直し続ける人 そして 自分や周りの人を信じて行ける人 そんな規律高い思いが現れては また 消えてゆく * 生きているという秩序は 平穏な無風の晴天ではなく 台風の渦のような秩序なのだろう 台風の渦の中心に 必要なものを集める力が働き 不要なも... 続きをみる

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  • 矛盾だらけの心の中で

    万事が上手くいくと思っていると ふと 足元をすくわれる 万事が上手くいくわけがない だいたい 万事が上手くいく場所にいては 向上心がなくなる 上手くいかないことがある場所にいてこそ 向上心が満たされるというものだ 大失敗をして恥をかくようなことは できれば避けたいところだけれど 失敗は 糧にしてゆ... 続きをみる

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