ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

トリプルワールド3


ファーストワールドは無主体世界であり
セカンドワールドは主体世界であり
サードワールドは多主体世界だ


主体は
様々な現象に対し
それぞれに呼応した現象を能動的に返す


生命という活動主体は
物質環境としてのファーストワールドから
エネルギーを取得し
様々な能動的活動を実践するシステムである


このようなシステムが
たくさん集まって組織化して
多システム間の関係が能動的に創造されている
この関係によりサードワールドが展開している


このサードワールドに君臨する存在が
権威であり
リバイアサンであり
超人であり
神である


サードワールドに君臨するものは
あくまでも
サードワールドの支配者であり
全世界の支配者ではない


ファーストワールドや
セカンドワールドを支配するために
サードワールドの支配者とて
技術を磨き工夫を重ねなければならない


この努力に失敗すると
瞬く間に
そのサードワールドは崩壊し
支配者は消滅する


様々なサードワールドが展開し
淘汰選択にかけられている


そのふるいは
ファーストワールドや
セカンドワールドであるから
サードワールドはうかうかしていられない


身体の各部分を主体として考え
この各部分をセコンドワールドとした場合
これらを取りまとめている意識をサードワールドとして考えられる
この意識は脆弱にも
身体の不調にすぐに足元をすくわれてしまう


不調となった足を切り
足を付け替えれば
サードワールドは維持できよう
しかし
そうもできない
だから
セカンドワールドが主体として躍動するか?
サードワールドが主体を圧倒するか?
様々な場面で葛藤が繰り返される


部分は全体とどうかかわるのか?


多主体世界の課題はここから生まれる

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