ファーストワールドの法則は
広く一般的であるのに対して
セカンドワールドの法則は
主体が主体的に創生したローカルな法則だ

だから
主体が消えれば法則も消え
主体が変われば
法則も変わる

法則が変わり
主体が変わるのかもしれない

双方向的だ

しかし
セカンドワールドの法則にも
特徴がある

法則の維持に有用である
・・・ということだ

主体の維持に有用である
・・・ということでもあるだろう

本来、無に帰するものが
自己の法則により
存在を維持しているから
主体なのであり
自己以外の法則によってのみ維持している存在は
主体ではない

主体世界たるセカンドワールドは
基礎世界たるファーストワールドの法則を巧みに操り
自己を自己として保存する世界である

存在の目的因が自己保存という
利己的世界が展開されている

法則がなくなれば法則はなくなり
主体がなくなれば主体がなくなる

自己保存に有用な法則や主体が
生き残る

そうでなければ死に絶える

自己完結
自己満足
自己保存

主体が主体足り続ける奇跡は
主体存続に根拠がないにもかかわらず
存続し続ける仕組みにある
　
劣等感にさいなまれても
自己肯定感が沸き上がってくること
そのことは
私にとって
とにもかくにも大切な枠組みだ

ローカルな創造世界が循環し
セカンドワールドが維持されている