ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

自己機械化現象:目的の恣意的必要性


機能は
定型的な状態の変遷である


機能の性能は
目的と結果の合一性において評価される


ところで
「目的」は何処から来たのだろう


まあ
「機能」もどこから来たのかよくわからないから
「目的」がどこから来たのかわからなくても
仕方がなかろう


「必要」は
「目的」や「機能」をもたらすけれど
「必要」というものが
何処から来たのかよくわからない


ただ
定型的な状態を維持するためには
様々な機能が「必要」だ


たとえば生命も
様々な機能が「必要」とされている


言ってみれば
生命は
「必要」を生むために「必要」な存在だ


私も
私を「必要」とするために「必要」な存在だ


こうして
自己機械化が進んでゆく


社会が私を必要とするのも
きっと
社会も必要を生むシステムであるからだ


社会も「必要」を生み続け
自己機械化現象を推し進めているシステムだ


この「必要」を満たすために
様々な善や悪が生まれてくるのだろう


善や悪が
システムからの派生物であるから
これらが相対的で
時にバグとしてふるまうから
争いが生まれることになる


より絶対的なシステムに成長するためには
矛盾を顕在化させる「争い」も「必要」なのだから
争いに巻き込まれるのは仕方がないことなのだろう

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