ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

脱中心化:脱中心化と全体主義


自己中心主義は
全体主義の一種である


人間中心主義
宗教中心主義
国家中心主義
言語中心主義
地球中心主義
民族中心主義
細胞中心主義


様々な主体が
それぞれを維持する為に
それを構成する部分を制約することを正当化している


物理現象には中心はない


それぞれの主体が
それぞれの善チア主義を構成し
中心のないところに中心を創り
それぞれの主体としての秩序を維持している


全体主義の間に
調和が成立するには
脱中心化が必要だ


たとえば
言語学習は
個人の中心を言語の中心へと脱中心化を図る努力だ


このような脱中心化により
調和が計られ
組織化が進み
中心は別の大きな中心に取り込まれてゆく


哲学は
世界を言語へと中心化しようとする試みであり
自然科学は
自然を言語へと中心化しようとする試みであり
いずれも
言語から脱中心化しながら
その対象を眺め調和を模索している部分としての円環だ



全体主義の構造は
台風のように
中心において強い風を渦巻き
その周辺にその風を巻き散らしている


全体の周辺はというと
他の全体主義から巻き散らかされた風も吹いており
様々な全体主義が薄まりながら乱舞している


私という主体は
私の中心としても
様々な秩序の周辺としても振舞う
根無し草の様な存在だ

×

非ログインユーザーとして返信する