ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

同調圧力:破壊の神


同調圧力が高じると
支配になる


地球が人類を支配しているので
人類は
地球に従順にしなければならないが
逆に
人類が地球を支配しようともしている


地震や火山を司る神を祀り
地震や噴火を制御しようと祈りを捧げる


地球への同調圧力の実践を祈るのだ


地球の支配に対抗するためには
地球よりも大きな力が必要だ


その力をもっと神に祈りを捧げる


科学が発達し
人類は支配する力を強めて来た


それでも
まだまだ地球の力にはかなわない


地球の力が弱まれば
相対的に人類の力は強まるのだろうけれど
人類の支配の力はイビツであるらしく
秩序の動的循環を完全に支配できずにいるので
その不完全さを地球の懐の深さに頼っている


どこに戻るのか?
その着地点を知らぬままに
ただ闇雲に動き回るイビツな力たちが
世界をかき乱し
波乱に波乱を重ねてゆく


人類が何をしようとも
びくともしない大いなる存在で有れつづけてくれれば
人類は
何をしても良いのだろうが
イビツな力を振るうのは
昔から「破壊の神」と相場が決まっている


荒ぶる神は
台風の渦のように沸き上がり
やがて消えゆくのだろう


イビツな支配としての同調圧力は
その圧力による循環する秩序が長続きしないのだ


荒ぶる神の時代には
戻るべき場所をわきまえ
安定した循環をもたらす神の出現が待ち望まれる

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