ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

内部と外部:内部と外部を結ぶ指向性


コンピュータのプログラムにも
様々な言語があるらしい


ベーシック言語はその一つだ


input A


これは
Aという変数の入力する
という意味で
キーボードからAの数字として’9’を入力すると
A=9としてその後のプログラムに応じて
数字が処理されてゆく


このような場合において
プログラムを内部とすると
キーボードから入力される数字の’9’は
外部由来の存在だ


この外部と内部の境目では
様々な現象が実践されている


数字の入力もこのような実践の一例であり
この数字の入力がなされるまで
プログラムは休止状態で動かない


プログラムは数字と一体化する運命を授けられているからだ


それに加えて
変数Aは数字とは限らないから
内部と外部の間の現象は
より一層一層相互に絡み合っている


具体的には
Aには文字列を入力するようにプログラムされるケースがある


プログラムは
Aに
数字が入力されるべきなのか
文字が入力されるべきのかを規定しており
このような規定から外れた入力がされると
それを拒否したり
あるいはエラーを返すことになる


そこで
外部は
内部であるプログラムの前提に従う義務を負わされることになる


この義務は
あくまでもプログラムを走らせるための義務であり
別段
プログラムが動かさずほこりをかぶせて
ほっておく分には
義務に従う必要はない


プログラムを使いたいがために生じる義務が
「Aに適切な入力を行う」ことである


このような義務は
恩恵指向義務とでもいうのだろうか?


AOR(Adult-Oriented Rock)ではないけれど
様々な指向性が
内部と外部を連ねている


自らの身を守るために法律を守るようなところがある


道路交通法は
交通事故にあわないという恩恵を指向して
法規制は存在するし
その義務を受け入れている


義務と恩恵の連なりが
内部と外部の連なりをも形成している


このような連なりが
臓器と臓器を結び付け個体を維持し
人と人を結び付け社会を維持している


私は
求めるほどに縛られるのだ

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