ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

存在のブログ記事

存在(ムラゴンブログ全体)
  • 言葉と意識:永遠の中を生きる意義

    死ぬと 桜の花を見ることが出来なくなる 死んだことがないので 上の言葉の真偽を実感したことはないのだが 視覚が生きているがゆえに働いている機能であるならば 死ねば 視覚が機能しなくなり 桜の花も見えなくなることは 必然な出来事である 鏡に映った桜は 鏡が割れると無に帰するのであるが 本物の桜は 鏡... 続きをみる

  • 記憶と実践:記憶による世界の構築

    物質は 物質としての外 記憶としても残存している ステンレスのネジの記憶は ステンレスではない ネジでもない 記憶である しかし その記憶は ステンレスを語り ネジをも語る 記憶は 記憶そのものの存在の外に 記憶の対象をも存在させている 鏡が 鏡として存在すると同時に 鏡像を映しているのと相似して... 続きをみる

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  • 対応世界:存在の単位

    存在として認識されるためには その存在が 時間を超えて存在しなければならない 一過性の存在は 存在として名付けられないからだ 太陽も 月も お星さまも ハエやカも 人間も 昨日存在していたし 今日も存在している だからきっと 明日も存在する 台風も 毎年発生して消えてゆくので 存在として認識される... 続きをみる

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  • 恒常的状態:存在の同一性

    白い猫も 黒い猫も 鼠を捕る猫はいい猫だと云う 同じ文脈で考えれば 腹をすかせたオオカミも 腹を満たしたオオカミも 同じオオカミなのだけれど 腹をすかせたオオカミは餌をとるから いいオオカミで 腹を満たしたオオカミは餌をとらないから 悪いオオカミということもできるのだろうが 被食者からして見れば ... 続きをみる

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  • トリプルワールド90

    私という意識は 私の身体の全体であるかのような錯覚のなかで活動している このように 意識と身体が整合した幸せな時もあれば 私という意識は 私の身体とは別物だと思い知らされることもある たとえば しびれが切れた時 たとえば 麻酔で体が動かなくなった時 たとえば 録音した自分の声を聞いた時 たとえば ... 続きをみる

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  • 動的存在と静的虚構

    動きが存在する 動きには色々あり 様々なカテゴリーに分けられる 動きは選択できることもある この動きの選択には 自由があり 制限がある 動きは存在である むしろ 動きが存在である 存在は時間とともにあり 同じ動きの繰り返している存在が 時間をまたいで認識されている いくつもの動きが 複合的に組織化... 続きをみる

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  • 忖度しない疫害を葬る

    犬は 飼い主に忖度するからかわいい 猫も ツンデレとする時もあるけれど 飼い主に忖度してくれる時があるから とてもかわいい 飼い主が中心に据えられ そこへの忖度により ペットの世界が成立している 蠅や蚊は 人間に忖度しないから ペットの世界が成立していない 人間への忖度は ペット世界に限られ 絶対... 続きをみる

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  • 幸せは株価のように

    痛みが 身体のどこかに存在しているのか判るのだけれど 幸せが 身体のどこに存在しているのかよく判らない でもなんとなく 私の体のどこかに ぼんやりひろがっている 存在していても それがどこにあるのかよく判らないものだから 探しに行こうとしても なかなか探せない おーい 幸せ どこにいるんだーい 体... 続きをみる

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  • もっと記憶を!

    記憶が存在している 記憶がなければ 未来に進めないことはないけれど 記憶と共に未来に進めば安心だ でも 悪い記憶があると 未来へと足を踏み入れることに躊躇が生じる 記憶が 未来へ進む道程を 妨げるのか 推し進めるのかの分かれ目は その記憶が 良き未来を予想させるものか 悪い未来を予想させるものかで... 続きをみる

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  • 会話での共有が存在を創造する

    二者の間の会話において 共有できることが存在する 二者の間で 共有できないことは この二者の間では存在しないことである 会話のなかで 存在は生まれたり 消滅したりする 二者の間の会話で存在したものが 第三者との間でも存在すると その存在は 共有する者の間で存在することになる 存在が より多くの人の... 続きをみる

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  • ホコリのような意識が集う場としての形而上

    過去と 別の過去が 記憶の中でつながる 記憶がなければ 時間と時間はつながりながら ただ流れ去る過去が 記憶の中で 反芻している * 同じ光景は二度とない けれど 似たような光景にはよく出会う 似たような光景を 過去から集めなおすと そこには 似たような光景からなる歴史ができる 朝の景色 夕の景色... 続きをみる

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  • 綱引きの綱と凧の糸

    一本の細い糸を使って綱引きをすることはできない すぐに切れてしまうからだ やはり 綱引きは強健な綱を引かなければならない 引くという目的を達成するために 切れない綱が必要になるということだ 糸をたくさん集め 編み込みながら綱にしてゆく さらに綱をたくさん集めて 編み込みながら 太い強健な綱を創って... 続きをみる