ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

形而上のブログ記事

形而上(ムラゴンブログ全体)
  • 生命と反応:「刷り込み」という形而上

    生まれて初めて見る動くものを 親鳥と認識しそれを記憶する コンラート ローレンツが発見した この「刷り込み」という現象は 親鳥のひな鳥への献身的育児と相まって 鳥の親子関係の調和を演出している 調和は 親鳥のひな鳥への献身と ひな鳥の親鳥への盲目的服従により 成立している 「刷り込み」がもたらす ... 続きをみる

  • 孤独なコギトが芳醇な夢を見る

    我思う故に我在り、という 「思う」ことで存在する「我」を コギトというのだが このコギトは 「思う」ことで現れるので 「伝える」ことでは現れてはくれないらしい 「我」は 物の名前やその使い方と違って 「伝えられ」て記憶しているのではなく 「思う」対象に先んじて存在している ここに コギトの孤独があ... 続きをみる

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  • 習慣と形而上

    習うより慣れろ そう言われているし 慣れれば、いろいろ考える必要もなくなり なんだか楽になる なぜそうしなければならないのか? その理由を突き詰めるまでもなく 習慣として流されていればよいからだ なぜ白色を「白」と言い 1+1は「2」であることの理由を 突き詰めて説明することなく それはそれとして... 続きをみる

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  • 生命活動の存在の起源について

    無為自然を 極端に解釈すると 生命力のない 純粋物理学的な世界になる そこには 肉体も 感情も 思考も存在しないはずである しかし デカルトは 思考が存在し続けていると 思考実験の前提を覆し 無為自然の中に思考をポツリと描き出した 思考ばかりではない 生きているということは 無為自然に さまざまな... 続きをみる

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  • 人間らしい精神

    何もしなければ 肉は腐ってゆく 植物であれば 枯れてゆく 生きているということは 腐らないように 何かをしている状態に他ならない 人間は人間らしく 腐らないように肉体を維持している 人間は人間らしく 肉体のみならず その精神も腐らないように維持している この精神面における人間らしさを追求することが... 続きをみる

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  • 思考と時空の関係について

    思考が 時間と空間の限界の中で 様々な要求を調停している やりたいことや やらなければならないことが たくさんあって”手が足りない”ということになると 一定時間の中できることは限られる そんな中で 時間や身体をやりくりするのが 思考の役割の一つだ * 「あれをして  これをおわらせて  それから ... 続きをみる

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  • 仮想空間の夢としての形而上

    ああなったら始めて こうなったら終わりにする このような条件文の 「ああなった」「こうなった」は 仮定事象で 「始める」「終わる」は 仮想実践だ どちらも実践されてはいない 仮想の存在だ 以上のような仮想的存在から 業務マニュアルなどが作られ アルゴリズムが実践される このようなアルゴリズムにより... 続きをみる