ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

愛のブログ記事

愛(ムラゴンブログ全体)
  • 言葉と意識:「今」に存在する本物

    どんなに長く生きて来ようとも 今しかなく 過去は消えてしまった そして死は いつでも未来に待ち構えている だから どれほど生きてきても いつでも 死に臨み 残された時間を思うことになる 残された時間を 長いと思ったり 短いと思ったり ありがたかったり 恨めしかったりする 何十回となく眺めた 春の桜... 続きをみる

  • 言葉と意識:言葉を愛するということ

    人間には 言葉を愛する才能に恵まれているらしい 言葉に魅せられ 言葉を求め その言葉に服従し 言葉を発して 言葉を賛美する 時に 自己愛よりも 言葉への愛が強くもなるらしい 自らの気持ちと裏腹な言葉にさえ 自らを曲げても 従うことがあるのである 愛するもののために 自らを犠牲にしさえする 何という... 続きをみる

  • 思考と実体:愛が生む葛藤

    愛するということが 不公平をもたらすことがある 愛する人と そうでない人を区別するからである 愛されている人と 愛されていない人では処遇が違ってくる 愛されるのは人ばかりでなく ペットである場合もある すると ペットの方が 愛されない人間より大事になったりする 愛は 人類のエゴを超え ペットを優先... 続きをみる

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  • 生命と反応:好きから始まる愛の物語

    子供のころから 虫が好きだった むろん ご飯に蠅がたかれば いやな気がしたし 蚊に刺されれば痒いから プーーーンと蚊が近くに飛んで来たら パチリと何の躊躇もなくつぶして殺した でも 虫は好きだった もっと正確には 蝶が好きだった 蝶になるために 芋虫が葉をたくさん食べる そんな芋虫のために 芋虫の... 続きをみる

  • 生命と反応:利他的行動がもたらす恵のベクトル

    利己的行動は嫌われ 利他的行動は好まれるというが 利他的行動の恵が 私ではなく 他者に向かうと そんな利他的行動をやらないでほしいと思うことがある その恵みが 私に向かえばよいのに、、、 そんな思いが頭をよる なんであいつにばかり甘くて 俺にはつらく当たるのか あいつにばかり運が向いており 俺には... 続きをみる

  • 生命と反応:サブシステムを取り込むシステム進化

    予定性を具備した仕掛けに刺激が加わり 予定していた反応が惹起される この仕掛けを創り上げることで 反応が成立している この言葉にこの意味 あの言葉にあの意味を仕掛けられていないと 会話が成立しない このような 言葉とその意味のような関連性が成立するように こうなればああなると 様々な事象が 予定さ... 続きをみる

  • 局在と遷移:愛するということ

    正義にはコストがかかる そのコストを外に押しやりながら 正義が局在している とある正義のために 仕方がなく置き去りにされた正義が その局在の外側で たまぼこりのように転がっている * 言葉を愛することなくして 言葉を話すことはできない 言葉が紡ぐ正義は 人心を離れた局在を作り出す その局在を人が取... 続きをみる

  • 再現競争:原因と結果の循環としての愛

    愛があるから 互いに恵みをもたらし合う 互いに恵みをもたらし合うから 愛が育まれる 愛と互恵は それぞれに原因となり 結果となり循環している そんな好循環の中にあると 愛も互恵も高めあってゆく このような意味において 肺と内臓 それに心臓は 互いに恵みを施し合い 大いなる愛を育んでいる 肺と内臓は... 続きをみる

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  • 腸と私の共同幻想

    盲腸か直腸で炎症が起こり 腹痛で入院した 点滴を受けながら 私の腸は私であっても私ではないと つくづく思わされた 私のなかに 腸という私ではない生き物が住んでいて 痛みを通じて 私に苦しいと訴えているようだ 多細胞生物の 臓器間のつながりが 神経を通じて連絡し合い このような感覚をもたらしている ... 続きをみる

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  • 集団的自己肯定感

    自分は素晴らしい この根拠のない思いを突き詰めてゆくと 自分を創造した存在への尊敬に辿り着く きっと この辿り着い先に神様がいて 神様は素晴らしいと説いてくれている 元々自己肯定感が起源なのであろうから 神様の自己肯定感はすさまじい勢いで 神様を信じる者にいきわたる 神様は素晴らしい 自分は素晴ら... 続きをみる

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  • 言葉の檻

    言葉の中に 不条理が息づいていることがある しばしば 愛と引き換えに 理不尽な要求がなされることがある 愛に包まれた理不尽だ 様々な愛がある どんな愛であれ 愛が息づいている間は 理不尽な要求も幸せにしているのだけれど 愛が醒めると 理不尽はいきり立ち 魅力と同居していた嫌悪が牙をむく 退屈で落ち... 続きをみる

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  • 感謝と愛の相違について

    別れには悲しみが伴う 別れ難きを別れるから悲しいのであり 逃走の場合には別れとは言わない 別れ話がこじれるのは どちらかが別れたくて どちらかが別れたくないからだ この別れたくないという思いが 別れを悲しくしている 別れたくないという思いは 愛なのだろう 愛がなければ 別れもつらくない 愛していな... 続きをみる

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  • 呼応するプロトコルとしての絆・愛

    依存することもあり 依存されることもある そして 依存しあい調和が生まれ 互いに活かしあえれば 美しい愛が生まれる 言葉ばかりが 愛をささやくのではない お金もささやく お金が依存を呼び込み 依存を許す 遺伝子も愛をささやく 依存することを前提とし 依存されることを許容するように 命を誘導している... 続きをみる

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  • 夢が花開く場所

    人間は 大きな限界と小さな夢を持っている 大きな限界に囲まれた世界の中で 小さな夢を咲かせている そして 小さな夢が咲き乱れ 次第に大きな夢に育ってゆく 夢が 大きく大きく育っても いつまでも その夢は もっともっと大きな 大きな限界の中にある どこまでも どこまでも 広がってゆく 大きな限界の中... 続きをみる

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  • 惚れた弱みが社会秩序をもたらす

    惚れた弱み 惚れると 無条件の愛が待っている この無条件の愛が 無条件の服従をもたらすと 惚れた者の弱みとなる * 惚れられた強みを どれほど活用してよいものだろう 強みを使えば使うほど 便利には違いない しかし 使えば使うほどに すり減るのも強みである 惚れ薬の効き目を持続するのは それはそれで... 続きをみる

  • 全ての理論は愛の中にある

    通貨は信用のバロメータ、、、だそうだ だから 信用があるうちは 自国通貨で 国が借財を重ねても 国家は破たんしないという 信用がなくなるまでは大丈夫 核兵器は 保有し合う状況では 抑止力が働き合うので いくら増えても 使われることがない、、、という 自制力が壊れるまでは大丈夫 生物種は 様々な工夫... 続きをみる

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  • 知の愛し方を探すこと

    物質とその動きは 別々に表現される なぜ別々に表現しなければならないのか? この質問に 哲学の原点の一つを見出せよう 時間に応じて 変化する存在と 変化しない存在の思考的分離だ 現実には 混在しているものを 分離して思考するのだ 数学的には 変数と定数に分離して 変数の性質を思考するのだ この場合... 続きをみる

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