良かれと思ってしたことが 裏目に出てしまうことがある 智慧もハサミも「つかいよう」ということである 酒好きの知人に お礼にお酒を送ったら ちょうど禁酒をしている時であったりすることもある 貰った方とすれば 我慢してお酒を断とうとしているところに 目の前に酒が来るのだから 我慢の上にもう一つ我慢を重... 続きをみる
淘汰選択のブログ記事
淘汰選択(ムラゴンブログ全体)-
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言葉が存在することに驚かなければならない そこに空気があり 程よい気候があることと同様に そこに 言葉が存在することに驚かなければならない ダーウィンは 「種の起源」において 育種家を例に出し 種が変わることを記載した そして 環境やその習性により種が変わってきた実績として ガラパゴス諸島のフィン... 続きをみる
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リンゴを置くと その場所はリンゴにより占められ 他の存在は排除される もしその場所に リンゴではなく ブドウが置かれていれば リンゴは その上もしくはその横に位置することになる 頭の中も こうした空間と同じように 「これをしなければ」と思いついて瞬間に 他のことはどこかに霧散し 頭の中は 「これを... 続きをみる
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触媒は 機能するように形成される その触媒が形成される過程でも 触媒が使われる この両者の触媒の間には 物理的接触以外の関係が存在している どちらの触媒も 相手の触媒が 自身の形成に不可欠な関係が 生命現象で観察されている 触媒は 互いに欠くことができない存在になっているのだ 触媒が永遠不滅の存在... 続きをみる
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太陽は爆発している最中なのだろう いずれ巨大化して 地球を飲み込んでしまうと聞いたことがある 原子爆弾の爆破も 超低速度で再現すれば 熱や爆風が到達するまでの間は 明るい光が 点として 太陽のように光ることになる 太陽の爆発は まだまだ序の口で熾火のような状態なので 程よい暖かさを地球の届けてくれ... 続きをみる
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言語を実際使用する個々の個物たる人間にとって 言語の法則や意味が渦巻く普遍的世界は環境だ この普遍的世界のなかで 個物たる人間が言語を使用し その普遍性を確固たるものへと熟成させている 生態系の中の個々の生命は その活動を通じて 生態系を維持しているので 生態系が維持され 生命も維持されてゆく 現... 続きをみる
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自分の失敗が記憶となり その記憶が私を責める 取りに足りないような失敗や 大きな失敗が 次から次へと走馬灯のようによみがえり 眠れぬ夜を演出する 現実には存在しない過去が 記憶として亡霊となるのだろう 現実が 私を責めるのではない 私を責めるのはいつだって 記憶となった現実だ 私の知らない現実や ... 続きをみる
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実存には 未来を導く力があり 実在には 地に足をつける力がある だから 実存に偏れば 前のめりになり転んでしまうリスクがあり 実在に偏れば 地面に足が吸い付いてしまい 前に進めなくなるリスクが生まれる * 人間は 同じような体を持ち合わせ 同じような感覚を持ち合わせているから 同じような夢を語り合... 続きをみる