ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

現象持続:動きとしての存在


現象は動きだ


動きが止まれば現象も消えてゆく


だから
現象が存続するためには
一つには
等速直線運動のように
慣性で持続する必要がある


この慣性による継続の場合
現象の場は移動し続けることになる


移動しないままに
存続するには
コマのように
その場で
回転する必要がある


だから
同じ場所で観察すれば
回転する現象が
存続し
回転しない現象は
はるか彼方へ消え去ってしまう


ある現象が
別の現象を引き起こす現象の連鎖がある


このような連鎖により
現象はどんどんと異なる現象へと遷移してゆく


この遷移が円環を描き
再び元の現象が引き起こされ
現象の連鎖が円を描くと
一連の現象の連鎖は存続してゆく


クエン酸回路
オルニチン回路
カルビン回路


様々な化学反応の連鎖が
酵素に誘導され円環を描きながら
存続している


同じ場所から観察される持続する現象は
様々な円を描きながら持続している


この円が崩壊すると
その円を描いている現象が消失したに観察される


自然選択は
このような現象持続の円環形成によるもので
自然淘汰は
現象持続の円環形成失敗によるものと表現できる


自然選択の積み重ねで
生活環がスムーズに回っている


時に失敗もありながら
生活環が回り続ける

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