ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

局在と遷移:外的要因と内的要因


イベリコ豚はドングリを食べる


和牛はビールも飲んだりするらしい


食べるもので
肉の食感や味が変わってくるらしい


物質を局在化する仕組みが同じでも
その仕組みに入り込む物質が異なると
微妙に異なるものが出来上がるということらしい


物質の局在化する仕組みは
出来上がりの内的要因で
入り込む物質は
出来上がりの外的要因だ


私が同じでも
私が接する外部が異なと
別の私になるということらしい


生まれた場所が違えば
違う言葉を話していたろうし
私の側が変われば
変わった側に従い
考えを変えるだろう


子供である私
親である私
子供の私
大人の私
老人の私


それぞれの立場


外的要因で
様々な私に遷移してゆく


しかし
どの私にも
私らしさを
内的要因が維持してくれている


その私らしさを忘れないように
見つめていたいものがあるとありがたい


それが私のよりどころの象徴だ


それは
神様なのかもしれない
仏様かもしれない


ふるさとの山や海かもしれにあ


それらは外的要因でありながらも
どこか内的要因でもあり続けてくれるものである


私が
外的要因に染まりながらも
内的要因であり続けてゆくのと
同じ構造だ


内的要因は
外的要因と触れなければ動かない
それだけでは捉えにくい現象であるらしい


生まれつき
石を見てそれを食したいとは思わない


この時の石が
私の内的要因の一端を見せてくれている

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