ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

局在と遷移:法律が頼る暴力について


法律には
罰則がついて回る


罰則がついて回らない法律は
軽く見られがちで
威力にかけるから
実行力のある法律ではない


こうした法律の構造は
暴力を肯定するかのようだ


合法的な暴力が
法律に威厳をもたらし
文民統制が成立するらしいが
法律が暴力を頼る限り
軍部が法律を支配するようにもなりかねない


罰則のない法律が
きっちりと機能すれば
暴力に頼らない法治が実現するのだろうが
法律と暴力は
車の両輪のように
切っても切れない間柄のように見受けられる


人は
言葉の下に納まりきらないのだから仕方がない


人は
言葉の上に在ると思っているのだ


言葉に人が支配されるのではなく
人が言葉を支配しているということだ


AIに対しても同じで
AIに人が支配されるのではなく
人がAiを支配しているということである


同じように
暴力に人が支配されるのではなく
人が暴力を支配しているという風に思っている


いや
思っていたいだけである


人は支配されやすい存在だ


それが人間の社会性を築いてきた


人間を支配するから
言葉は便利であり
AIは便利であり
暴力は便利であり
その便利さが
言葉を
AIを
暴力を発展させてきた


お金も同じだ


命も同じなのだから仕方がない


支配され
愛を育み
徒労を意義に遷移してい行く循環の中で
秩序が維持されている

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