ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

局在と遷移:腹八分目それとも五分目


言葉が人間を支配すればするほどに
言葉は人間にとって便利なものになる


同じように
神様が人間を支配すればするほどに
神様は人間にとって便利なものになる


そしてまた
お金が人間を支配すればするほどに
お金は人間にとって便利なものになる


思うように動かせる能動性と
思うように動かされる受動性が
互いに高め合いながら
言葉や神様やお金が
人間と共進化してきた


このように
支配と従順の共進化の中で
生命は調和が熟成させてきた


細胞同士も
支配し支配されながら
多細胞生物を維持してきた


家族の様な濃密の関係ほど
支配し支配される関係も高度で
支配すること
支配されることへの順応が求められる


求めすぎてはならない


腹八分ではないけれど
五分目でよいじゃないか


神様も
五分目くらいがちょうどいい


だから
言葉にも嘘が混じっているのだろう


お金の価値も
倍半分に感じることはよくあることだ


全てがお金で換算できてしまえば
どうにもつまらない


お金のことを算段していると
ついつい神様はいなくなる


神様を大事にしていると
お金が露と消えてゆく

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