同じ人が
妻と言われたり
母と言われたりする

夫との刺激と反応が盛んな時は妻であり
子供との刺激と反応が盛んな時は母となる

だから同じ人でも
妻は母ではない

ましてや恋人でもなく
子供でもない

同じ人が異なる刺激と反応を使い分ける

この使い分けが
実存主義的な現象になる

同じ人であることは
実在主義的な判断である

こう考える
実在は空間的で
実存は時間的だ

時間が進むと
空間が変わるけれど
その中で
反応の連続により実存が維持されと
実在としての空間も維持される

地球は実在し
公転は実存している

公転が安定していなければ
地球の実在も安定しない

安定
持続といった概念は
時間的で
実存が大切になる

実存の選択により
妻らしさが実在として現れたり
母らしさが実在として現れたりする

遷移するのである

恋人が妻になり
妻が母になる

時間の経過の中で
不変の空間は維持できない

しかし再現し続ける技術が実存していると
同じような空間が維持し続ける

SDGs

優しさを維持することが
空間を維持することになる