ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

感情と思考:引き裂かれてゆく幸せ


「善」「悪」が
「好き」「嫌い」を押し倒し
それを乗り越えてゆく


嫌でも
赤信号ならば停止しなければならないのである


この義務の履行により
交通の安全が確保されている


ここに
感情を押し殺し
思考を優先させる意義が生まれる


より大きな好ましい状況を維持するために
小さな「好き」「嫌い」を押し殺すのである


感情を押し殺すには
それなりの理由がある、、、はずである


この「はずである」をもとめて
思考はさすらう


感情が納得する理由を模索し続けているのである


だから
思考は感情をよく観察している


リンゴが落ちることを観察し続けて
万有引力の法則を思考するように
感情を観察し
感情を手なずける術を捜し続けている


だから
思考にとっては
飼い犬の様に従順な感情がありがたい


思考は
ときに
時に荒れ狂う感情を持て余すのである


地震や台風の様な
荒れ狂う感情を持て余すのである


思考は
自身や台風をも抑え込みたいと願うから
より大きな力を欲する


同じように
感情を抑え込むために
より大きな力を欲することになる


思考の先に幸せがあるのだろうか?
それとも
荒れ狂う感情の先に幸せがあるのだろうか?

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