ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

平等ではないのだけれど


世の中は不平等であふれている


多様性であることの裏側に
必ず不平等がある


進化論は
この不平等を肯定する


うまくやっていける優れたものが選抜され
その中から
もっとうまくいくものがさらに選別されてゆく
それが進化だ


お金持ちが
もっとお金持ちになってゆく
ということが自然の流れであり
これに抗するのが
人知という構図ができるのかもしれない


しかし
状況が変われば
うまくいっていたものが
うまくいかなくなり
あまりうまくいっていたなかったものが
今度はとてもうまくいくようになったりする
こんなこともあるのが自然である


このような
数日で変わることもあれば
数年
いやなん百年かけて変わることもある


自分もいつかうまくいく


多様性のある社会の中で
それはあながち嘘ではないかもしれない


続けていられる
それだけでも
運が良いと言えるのだろう


いずれにしても
生きるのだから苦労がつきものだ


だから
飼われてみたくなる


飼われて
なんとなくうまくいっている感じで味わいながら
ごまかしながら生きてゆく


しかし
そんなごまかしに気が付いて
自分の力で生きてみたくなる


生きるのか
飼われるのか


どちらも欲しくなるから
時間に色をつけて分けてみる


ごまかしに
ごまかしを重ねて
生きて
生きて
自然のふるいにかけられている
そんな振りをしてみたくなる

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