ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

感覚のブログ記事

感覚(ムラゴンブログ全体)
  • 思考と実体:感覚による目的の重層化

    味覚は 食べてはいけないものを忌避するために 機能している が 「食べれる」と感じずに 「美味しい」とか 「不味い」」と感じる このような感覚のお陰もあって 食事は 栄養を摂るという目的とは異なる おいしさを味わうという目的をも提供してくれている 感覚により 目的が重層化しているのである こうして... 続きをみる

  • 思考と実体:言葉には世界を創造する力がある

    「むかしむかしあるところに  おじいさんとおばんさんが  すんでいました」 こうした言葉たちを読むと 頭の中に おじいさんと おばあさんが生まれてくる おじいさんやおばあさんばかりではない 龍や雷様も生まれてくる 言葉には世界を創造する力がある そうした世界を 言葉たちがさらに動かす 凍てつくよう... 続きをみる

    nice! 1
  • 現象と構造:「今見えている空」という表現

    子供の頃は 言葉を知らなくて 「あれ あれ」と言い 年を取ると 言葉が出なくなって 「あれ あれ」と言う 思考は 確かに 言葉で考えることが多いが 「あれをこうして」などというあいまいな言葉でも 思考は思考である 考えようによっては 「赤に黄色みがかかった明けの空」という言葉より 「今見えている空... 続きをみる

    nice! 2
  • 現象持続:感覚という現象

    目の構造が違うと 太陽も 今とは違うように見えるのだろう 様々な感覚神経の興奮が 感覚器の先にある刺激を 「私」へと伝えてくれている この感覚神経の機能を信じることから 「私」の感覚神経への愛が始まった この感覚神経の機能を信じられず疑い始めると 私は道を見失い路頭に迷うことになるだろう この感覚... 続きをみる

    nice! 1
  • トリプルワールド1

    放り込まれている現実の世界と 頭の中にある仮想現実の世界の 二つの世界の狭間で 感情や言葉が行き来を繰り返している 外の現実と 中の現実 この二つの世界を 同じにしようと 感覚や運動が行き来をしている 受動的に 相手に合わせようとすることもあり 能動的に 相手を変えようとすることもある こうした狭... 続きをみる

    nice! 2
  • 加工されている存在たち

    雨の日と 晴れ日で 何が違っているかを 物質的に分析すると 水分量や日光の量や気温といった 量の違いに大きな違いを見出せる 普段から存在している物質が その在り様を変えるだけで 塩加減が 濃かったり薄かったりというような違いが顕れる たかが塩加減 されど塩加減 この加減に対して 感覚が鋭敏に反応す... 続きをみる

    nice! 1
  • 空想の実体としての哲学・科学・心理学

    思考には対象がある 今の感情であることも 今の感覚であることも 過去の感情や感覚であることもある そして 未来への空想であったりする 空想を実現するために 手足を動かすことがある 手足を動かして実体を改変する 改変された実体が 改変に応じて感覚となり 再び思考の俎上に上る 実体の世界があり 感情・... 続きをみる

    nice! 1
  • 思考と象徴化

    記憶を象徴化する 無論 記憶自体が象徴であり 五感自体が象徴化である 感情も象徴化される 象徴化の連鎖が 思考の本質である 記憶と記憶の関係も象徴化される 象徴化された言語や図形や数式や音楽が 象徴化という現象を効率化している 様々な象徴と象徴の関係が さらに象徴化しながら 象徴化された存在世界が... 続きをみる

    nice! 1